八王子肝友会

八王子肝友会は肝臓病・肝障害に対する正しい認識をひろげるともに療養や生活経験の交流、調査、及び学び合いを通じて、肝臓病患者とその家族の生活の向上を図ると共に、宣伝活動などを行い、八王子市から肝炎、肝がんをなくすためにさまざまな活動を行っています。

情報・資料

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マイナンバーカード対応医療機関(八王子市)

 
肝炎医療コーディネーター活動応援団から届いた「世界肝炎デー」についての
情報を転載します。


皆さん、こんにちは。今日はご存知、
728日、世界肝炎デーです。 

なぜ728日が肝炎の日となったかというと、B型肝炎ウイルスの発見者である
バルーク・ブランバーグ博士の誕生日だからなのです。

ブランバーグ先生について

彼は、世界でB型肝炎ワクチンを開発した最初の研究者です。

 世界肝炎デーの開催の目的は、重度の肝疾患および肝細胞癌を引き起こす肝臓
の炎症であるウイルス性肝炎に関する意識を高めることです。

 国連保健機構、WHO2030年までに公衆衛生上の脅威として肝炎を排除する
ために必要な緊急性を伝えています。
なぜなら、
WHOによると、現在のCOVID-19危機の中でも、肝炎関連の病気で
世界中で
30秒ごとに1人が死亡しています。

 肝炎は、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎が知られています。

病気のウイルス肝炎は、世界中の何百万人もの人々に影響を与えます。

 ブランバーグ博士の特質すべき業績は、B型肝炎ウイルスとそのワクチンを
したことです。
肝炎は短期的には急性肝疾患を引き起こし、長期的には慢性肝疾患
を引き起こします。
B型肝炎の症例は1964年に初めて発見されました。

 ブルンバーグ博士は、オーストラリア先住民の血液中のB型肝炎の抗原を同定し、
B型肝炎ウイルスと命名されました。そのB型肝炎ウイルスは、急性および慢性肝炎
および肝臓癌を引き起こす原因ウイルスであることを同定することに成功しました。

 ウイルスとその抗原が同定された後、ブランバーグ博士とチームはそれを検出
するための検査方法を開発しました。このブレークスルーは、肝炎の個人の正確な
診断、血液供給の保護、ワクチンの開発をもたらしました。肝臓がんの原因でも
ある
B型慢性肝炎を予防することで、ワクチンのブルンバーグ博士は効果的に最初の
「がんの発症を防ぐ」ワクチンとなったとも言えます。

 その出来事については、ニューヨーク・タイムズには、ブランバーグ博士はまず
黄疸について研究して、原因としてウイルスが関与しているのではないかという
調査を始めたことが書かれています。ある患者さんたちが目と皮膚の特徴的な黄変
を持っているので、医学的には、黄疸と命名されていますが、
1940年以来、医学
研究者は、ウイルスによって引き起こされる黄疸の
2つの形態があることを確立して
います。
1つは腸内感染によって引き起こされること、もうひとつは輸血を通じて
広がることです。

 後者の血液性黄疸の原因を明らかにするための科学的なフィールド調査は、
ブランバーグ博士と仲間の研究者らによって行われました。フィリピン、インド、
日本、カナダ、スカンジナビア、オーストラリア、アフリカで研究を行いました。

その結果、ウイルスは先住民のオーストラリア人から発見されました。そこから、
オーストラリア抗原と命名されましたが、それが現在、肝炎ウイルス検査として
広く行われている「
HBs抗原」なのです。B型肝炎ウイルスの表面に見られる
タンパク質なので、
HBウイルスのSurface(表面)のウイルス蛋白(抗原)と
名付けられ、現在、日常診療では
HBs抗原と呼ばれています。

 さらにブランバーグ博士は、医学部のボランティアサークルが支援のために
訪問する様々な国の地方で蔓延する病気を調査しました。博士は、スリナム北部
の遠隔地の鉱山町でボランティア活動もしたそうです。そこで、彼は人々の子ども
の分娩も手伝う活動も行い、地域初のマラリアに関する大規模調査も行いました。

 また彼は様々な大陸から輸入されているサトウキビプランテーション労働者に
非常に興味を
持ちました。「インド、ジャワ、アフリカ(ジュカス、内陸の自治王国
に住んでいた反乱軍の奴隷
の子孫を含む)、中国、一部のユダヤ人は、ブラジルから
17世紀の移民の子孫は、環境中の多くの感染症に対する特異的な反応を示して
いる」と、彼が気付きました。そこで彼は、この
研究結果について論文を書き、
さらに熱帯地方を繰り返し訪れました。「自然は熱帯地方で大胆
かつ劇的な生物
現象を引き起こしている」と報告しています。これが
HBワクチンの発明に至る

きっかけの考察となります。それらの調査、研究を基礎として、B型肝炎とその
ワクチンの基礎を賞して、ブランバーグ博士は、
1976年にノーベル生理学・医学
賞を受賞しました。

 ブランバーグ博士は1992年から85歳で亡くなる2011年までB型肝炎財団の科学
医療諮問委員会で活動したそうです。

 ちなみに、わたくしの父が現在80歳。父を含むその年代で肝臓学に関わった医師、
研究者は肝臓学の黎明期を過ごしたこととなり、今の肝臓学の基礎となる数えられ
ない発見がされています。これまでの肝臓学の歴史についても敬意を払いたいもの
です。

 さあ、皆さん、今日は一年の中でもブランバーグ先生の偉業を思いながら、心を
込めて啓発活動をしましょう!よろしくお願いします。

文責: 江口ゆういちろう(昨年2021/7/28Voice of America記事を参考に記載しま
した。一部、読みにくい箇所がありますが、ご容赦ください)



肝臓専門医のいる病院(八王子市)

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